第1回. C++とは?【C++入門】
【C++入門】もくじ
- C++とは? イマココ!
- パソコンでC++が動くようにする
- C++の「型」って?
- 条件分岐「if」を使いこなす!
- 繰り返し処理「for」「while」でスマートにプログラミング
- 関数を使いこなしてC++初心者になろう!
はじめに
このページを閲覧している人の多くはおそらく,「C++を学びたい」「C++という単語を目にした」「他の言語から移ってきた」などの人たちだと思います.僕自身は最初に学んだプログラミング言語はC++ですが,他のプログラミング言語を書かなければいけないことも多くありますし,普段PythonやPHPを書いている人も古典的なC++を知っておくといつか役立つかもしれません.
この【C++入門】では,C++全くを知らない人でもある程度コードが書けるようになるまで紹介していく予定です.
C++
C++でプログラミングする前に,プログラミングのこと,C++のことを少しだけお話します.頭の片隅に入れておいてくれると嬉しいなー,程度なのでさらっと軽い気持ちで読んでください~笑
プログラミング言語のはなし
プログラミング言語はたくさーーんあります.
C言語,C++,Java,HTML,Javascript,PHP,Python,Ruby,Perl...
なぜこんなにプログラミング言語があるのかはさておき,どれも共通していることは「人間が機械に命令をする」ための言語ということです!
機械はデジタル信号(0か1)しか処理できませんが,人間は日本語や英語,0~9の数字を使って会話しているので,到底0と1で出来た世界には入れないわけです.
そこでプログラミング言語が人間と機械の橋渡しをしているわけです.
そして用途によってプログラミング言語を使い分けているのです.
C++の強み
じゃあC++を学ぶ理由って何でしょうね?
さきほど言ったようにプログラミング言語がたくさんある理由は「それぞれ使う場面」が微妙に異なってくるためです.たとえばHTMLやPHPなどはWebページをつくることに特化していたり,Pythonは機械学習などの数学的なことによく使われます.
さてC++は何に特化しているかというと,「オールマイティ」です(笑)
こんなこと書くとC++の専門家の人に怒られそうですが,C++は他の言語と比べて機械寄りで複雑と言われています.Pythonなどと比べて文法が細かく指定されているため,プログラミング言語の中では敷居が高いのではないでしょうか.
しかし,機械寄りということは融通が利くことに繋がります.自分のコードの書き方一つで,動作が遅くなってしまったり,速くなったりと,なかなか手ごわいC++ですが,自分のやりたいことを最低限プログラミングすることで,同じ処理でもPHPやPythonと比べて格段に処理が速くなることも多いです.
そういう意味で,C++ではできることがたくさんあり「オールマイティ」なのです.
いまでもゲーム開発なんかでも多く使われています.それはC++の処理の速さや効率の良さゆえなのです.またC++をある程度理解してしまえば,他のプログラミング言語に移行するのも容易になります.
第1回まとめ
第1回は少し文字ばかりになってしまいましたが,C++ないしプログラミングの基礎知識をおしました.C++を完全にりかいすることはとても大変なことです.僕も完全に理解していません.ですが,まずはC++の基本を知ることが大事です.
C++の基本はそこまで難しくはありません.基本を学んだ後に,自分が何を作りたいかを決めて,調べながら,失敗しながら学んでいくことが一番効率良い学習方法だと思います.
この記事が,その第一歩になればうれしいです.
次回:第2回.パソコンでC++が動くようにする
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