学生なら統合開発環境(IDE)はJetBrains一択!
はじめに
みなさん開発してますか?
開発はストレスなく開発できてなんぼです.大きなプロジェクトになればなるほど,良い環境で開発することはバグを減らすことにもつながります.
emacsなどのテキストエディタでも良いのですが,複数のファイルを一度に管理するならば統合開発環境を使いましょう.
中にはVimが大好きな人やemacs大好きな人もたくさんいるので,過激なことは言えません(笑)
統合開発環境(IDE)とは
そもそも統合開発環境とはなんでしょうか?
Integrated Development Environment の頭文字をとってIDEとも呼ばれますが,その名の通り,便利な機能が詰まった開発環境ソフトウェアのことを指します.
IDEの中ではeclipseは有名ですね.
「便利な機能」と言いましたが具体的に言うと,統合開発環境(IDE)ではエディタやコンパイラはもちろん,デバッガやコードの補完機能など様々な機能が詰まっています.
Githubとの連携も可能なことがほとんどですので,チーム開発にも適しています.
統合開発環境(IDE)と聞くと,「私,別にチーム開発とかしないし... 一人でプログラミングしてるだけだから要らない」と思いがちかもしれませんが,そんなことありません.
統合開発環境(IDE)の良いところはもちろん,チーム開発・バージョン管理が楽であることが大きいですが,むしろ テキストエディタ,コード補完,コンパイラこの3つが揃っているだけで,ハッピーなことはありません.
例えファイル1つしか書かないとしても使ってみる価値はあります.
JetBrains
さてタイトルにも書きましたが,僕がオススメしたい統合開発環境(IDE)はJetBrains社のIDEです.
JetBrains製のIDEで最も有名なのはJava向けのIntelliJ IDEA です.
「Java向けの」と書きましたが,JetBrainsでは各言語に合った最適な統合開発環境が用意されています.以下は僕のPCにインストールされているJetBrainsのIDEです.
すべてはIntelliJ IDEをベースに作られているので,インターフェイスはもちろん,使い方も統一されています.
特に使用頻度が高いのはCLionです.プラグインにTeXのハイライトとマークダウンのサポートプラグインを導入して,Githubと連携させています.
MakefileもCMakefLists.txtも自動で作ってくれる優れもの.
eclipseとの比較をしてみる
それではeclipseと比較でもしてみますかね.お互いに良いところ悪いところありますが,最終的には皆さんの好みです.
eclipseの特徴:一つで完結する無料のIDE
これは,eclipseのプラグインが豊富だからこそですね.
本来はJavaの統合開発環境ではありますが,現在はC++やPHPなど様々な言語に対応できるようにプラグインが用意されています.
そして無料で使えることも大きなメリットです!
しかし,プラグインが豊富なのもあり,eclipseが重くなることもよくあります.実際にgoogle検索で「eclipse 重い」と調べてみると,悩んでいる方はたくさんいます.
JetBrains IDEの特徴:特定の言語に特化したIDE
対してJetBrainsのIDEは先に述べたように,言語ごとに最適なIDEが用意されています.なので一つ一つのIDEはそこまで重くなく,サクサク使用することができます.
コメントも含めたリファクタリングや補完機能,デバッグ機能はもちろん,便利なショーカットも多く存在する.
また,コード中のスペルミスも教えてくれる.
あえて悪いところをあげるなら,分散しすぎて多くの言語を扱う場合,トータルでIDEの容量が大きくなってしまうことくらい?
あとはライセンスが結構高い.
すべてのIDEを使用するには1年ライセンスで¥74,700もかかるのだ...!
(ひとつのIDEだけでも約¥20,000/年)
しかし!
学生はすべて無料
これですよ.
これがオススメする理由のすべて.
とりあえず学生は☟から登録して使ってみるべし!!
For Students: Free Professional Developer Tools by JetBrains
おわりに
以上,JetbrainsのIDEを布教する記事でした.
ここまで言っておいてなんですが,IDEをいろんな種類使ったことないので,かなり偏った意見になっているかもしれません.
ですが,学生ならインストールする価値は十分あると思いますよ.